十五夜の由来

22.08.23

こんにちは!
まだまだ暑い日々ではございますが、皆様はどのようにお過ごしでしょうか。

あと2週間ほどで9月に入りますね!
ということで、今回は、『十五夜』について紹介していきたいと思います。

この『十五夜』、別名『中秋の名月』といいます。
では、解説していきたいと思います。

なんで十五夜っていうの?

『十五夜』とは、旧暦の8月15日の夜、または出る月のことを意味します。
旧暦は月の満ち欠けで1か月のサイクルを決めているため、15日に満月となります。
つまり、『十五夜』は12回訪れるのです。

では、なぜススキや団子をお供えして、お月見をする『中秋の名月』が『十五夜』と呼ばれるのでしょうか。それは、毎月訪れる十五夜のうち、旧暦の8月15日の十五夜が、特に月が美しく見え、お月見に最適であったからです。

十五夜はどうして始まったの?

十五夜の始まりは、平安時代です。中国の『中秋節』が日本に伝わり、貴族の間でお月見が始まったとされています。
伝来した当時は、貴族の楽しみでしたが、江戸時代の初期に入ると庶民の間にも広まってきたそうです。
月を眺めるだけでなく、秋の収穫を喜ぶとともに翌年の豊作を月に願う『豊作祈願』としての意味も強かったとされています。

2022年の十五夜はいつ?

十五夜は、旧暦の8月15日であるため、毎年日付が異なり今年は、9月10日となります。

十五夜のお供えものは何を想像しますか?

十五夜のお供え物で代表的なものは、月見団子やすすき、サトイモがあげられます。
それぞれのお供え物の意味を紹介していきます。

<月見団子>
月見団子は、団子を満月に見立ててお供えします。

その理由は、収穫物の米を使って、団子にし、農作物の豊作を祈る意味が込められています。

この団子のお供えする個数は、十五夜にちなんで15個、1年間の十五夜の回数にちなんで12個 (うるう年は13個) 、15から十の位をとって5個とするようです。

<すすき>
本来は、稲穂をお供えし、月に豊穣を祝うのですが、この時期には稲穂が確保できないことから、見た目が似ているすすきをお供えします。

すすきには、魔除けの効果があると考えられており、収穫物を災いや悪霊から守り、豊作を願う意味も込められています。

<里芋>
あまりイメージがないかもしれませんが、里芋もお供えものの一つです。

十五夜には、『中秋の名月』以外に『芋名月』という別名があります。
これは、里芋をお供えする風習があったことから呼ばれるようになりました。

団子ではなく、里芋がお供えされることがある理由は、里芋が主食となっていたころの名残だそうです。

他にも、豆もお供え物です。

身近な風習や風物詩の起源を調べるのもとても興味深いと思うので、是非、調べてみてくださいね!

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