年賀状について

20.12.15

皆様こんにちは。検査運営課運営係の横村です。

本日12月15日は、年賀はがきの引き受け開始日です。
全国の郵便局では、本日から年賀はがきの特別扱いを開始しており、12月25日までに投函された分は翌年の元旦に配達されることとなっています。

今回は、年賀はがきの引き受け開始にちなんで、年賀状のお話をしたいと思います。

年賀状のはじまりは、平安時代や奈良時代だと言われています。新年になるとお世話になっている方へ年始回りという年始の挨拶をする行事があり、これが風習として広まり、遠方の人に対しても文書による年始の挨拶が行われるようになりました。しかし、当時は交通や通信の手段が整っていなかったため、文書による年始の挨拶を行うのは裕福なごく一部の人のみでした。
年賀状が一般的になったのは、明治4年の郵便制度開始がきっかけです。明治6年に安価な郵便はがきの発行が始まると年賀状を送る習慣が一気に広まり、年末年始の行事の一つとして定着しました。

年賀状は年始の挨拶まわりの代わりであり、日ごろお世話になっている方々に感謝の意を表し、新年を祝うとともに変わらぬ付き合いをお願いする思いが込められています。親しい相手には結婚や出産などの近況報告を、仕事の関係者等には日ごろのお礼をする意味もあります。

最近ではメールやSNSで新年のあいさつを済ませる方も多いようですが、「年賀状」の習慣は、長い日本の伝統を背景とした日本の文化の一つといっても良いものかと思います。
直接会うことが難しい今だからこそ、皆様も年賀状で日ごろの感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。

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