読書の秋

22.09.30

皆様こんにちは。検査運営課運営係の永井です。
来週から10月でもうすっかり秋ですね。
秋といえば芸術の秋、食欲の秋、運動の秋といろいろありますが、今回は読書の秋にちなんで、私が最近購入した本をご紹介させていただきます。
◆1冊目

『フィフティ・ピープル』
チョン・セラン著 斎藤真理子訳
―痛くて、おかしくて、悲しくて、愛しい。50人のドラマが、あやとりのように絡まり合う。韓国文学をリードする若手作家による、めくるめく連作短編小説集―
1984年ソウル生まれの著者による、大学病院を舞台に50人の登場人物のドラマを描いた連作短編小説です。
一人一人のストーリーはかなり短くなっていてあっという間に読み終わりました!
読み進めていくうちに知っている名前が出てきて「この人の弟がこの人だったのか!」というような発見があり、人間関係が明らかになっていくのが面白かったです。

◆2冊目

『うたうおばけ』
くどうれいん著 
―人生はドラマではないが、シーンは急に来る
『わたしを空腹にしないほうがいい』『氷柱の声』のくどうれいん、ロングセラーのエッセイ集―
岩手県盛岡出身の歌人兼作家である著者のエッセイ集です。
このエッセイは以前に、刊行元である書肆侃侃房のwebでも連載されており、出版されたら買おうと思っていたものです!
現在も上記webサイトから試し読み用のページにアクセスできるようになっていて、全16回のストーリーが読めるようになっています。
著者の出身地・盛岡を絡めた回も多く、材木町で開催される「よ市」が登場する回もあります。(学生時代に東北旅行をした際に立ち寄ってとても楽しかった記憶があります。。)
どの回も読みやすくて面白いのでおすすめです。

皆様もぜひお気に入りの本と一緒に、素敵な秋を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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