20.07.31
皆様こんにちは、検査運営課CRC係の近藤です。
長かった梅雨もようやく明け、夏本番となってきましたね。
暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日のブログでも取り上げられておりましたが、
今年の夏は「例年以上の熱中症対策」が呼びかけられております。
通常は4~5月に外出することで、身体を暑さに慣れさせる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」が起こりますが、今年は外出自粛の影響で多くの人が準備ができていない可能性が高いというのです。
そのため、梅雨明け以降の急激な気温の上昇に身体の不調を感じる方も多いのではないでしょうか。
皆様は「暑熱順化」についてご存じでしょうか。
私は初耳でしたので、少し調べてみました。
暑熱順化とは、簡単に言うと「身体が暑さに順応・適応すること」です。
体温調節機能が向上することで外界へ熱を逃しやすくする(体温が上がらなくなる)という生理現象です。
暑熱順化するためには、汗をかくことがポイントです。
現在は以前に比べ、空調が整っていてなかなか汗をかく環境ではなくなってきていますが、自力で上手に汗をかけるようにするために…
例えば、
・半身浴やサウナ(シャワーだけで済ませない)
・ウォーキングやランニングなどの運動をする
・比較的涼しい時間帯は冷房に頼らず過ごしてみる
こういったことを組み合わせながら1週間くらい継続して行えば、身体は徐々に暑熱順化していきます。サラサラしたいい汗がかけるようになったらGOODです。
とはいえ、夏に運動するときは、脱水に気をつけ十分な水分補給をお忘れなく。
今は思うように外で運動ができない方も多いと思いますが、家でも出来るラジオ体操や、近所を散歩するなどして、少しでも汗をかくようにしてみてくださいね。
まだまだ続く暑い夏を楽しく健康に乗り切りましょう。