検査会場での新型コロナウイルス感染対策について No.2

20.05.22

皆様こんにちは。検査運営課 CRC係の安倍でございます。

先週ご紹介したクリニックでの取り組みについてのブログはご覧いただけましたでしょうか。今回も引き続き、モニター様が安心してヒト試験にご参加いただけるよう私たちが以前から行っている取り組みについてご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、共有部分のドアノブ消毒です。

2020年1月に、過去30年間に発表されたコロナウイルスの活性の持続性および不活化に関する論文をまとめたレビュー論文が発表されました。このレビュー論文によると、

① プラスチック、ガラス、金属などの表面に付着したコロナウイルスの活性は最大9日間持続する組み合わせがある。
② 62-71%の消毒用エタノール、0.5%過酸化水素水 (オキシドール)、または0.1%次亜塩素酸を用いた1分間の表面消毒でコロナウイルスの不活化ができる。

と報告されているため、現在流行している新型コロナウイルスにも同様の特徴があることが期待されています。

実際に、厚生労働省やアメリカ疾病予防管理センター (CDC) などの各国の専門機関では、共用部分のテーブル、照明のスイッチ、ドアノブなどの定期的な消毒を推奨しています。

これらの報告を受け、私たちCRC係では、共有部分の入口およびお手洗いのドアノブを、医療現場で広く用いられる指定医薬部外品の高濃度アルコールタオルで毎日消毒しております。

私たちCRC係は、できる限りの努力は惜しまず日々の業務に取り組んでおりますので、モニター様に安心してヒト試験にご参加いただければと存じます。

これからもオルトメディコでは様々なヒト試験を実施していきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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